2010/11/25
先々週まで2週に渡って全米シングル・チャートNo.1に君臨していた、DRAKEをフィーチャーしたRIHANNAの最新シングル「WHAT’S MY NAME?」だが、11/25付けの最新チャートでは、ニュー・アルバム『LOUD』からのこのセカンド・シングルが8位にまで後退する一方、デビュー・シングルとしてリリースされた「ONLY GIRL (IN THE WORLD)」が入れ替わる形で首位の座についた。アルバムからのデビュー・シングルが、セカンド・シングルがNo.1を獲得した後に遅れて首位の座に就いた例は、全米シングル・チャートの歴史において初めてのことだ。
「WHAT’S MY NAME」は先々週のNo.1から先週は一気に7位まで後退し、今週も8位へと更にランクを下げた。しかし4週に渡ってAIRPLAY GAINERを獲得しており、楽曲の人気は依然として根強いようだ。またニュー・アルバムの『LOUD』は、全米アルバム・チャートに初登場3位でエントリーしている。
今週No.1に輝いたデビュー・シングル「ONLY GIRL (IN THE WORLD)」は、2010年度におけるRIHANNAの4作目の全米No.1シングルとなり、2004年にUSHERが達成した記録に並んだ。また2000年以降にNo.1を放ったシングルの数では、USHERの8曲を抜いて9曲という最多記録保持者となった。
そのほか今週のシングル・チャートでは、TVドラマ『GLEE』のキャストによる初登場曲2曲に注目したい。どちらの作品も先日放送された最新エピソード“THE SUBSTITUTE”の中で取り上げられた楽曲で、1つは11位にHOT SHOT DEBUTとしてランクインしたCEE LO GREENの「FORGET YOU」のカバー、もう1つは18位にランクインした「SINGING IN THE RAIN/UMBRELLA」だ。ちなみにこの2曲ともに、ゲスト・ヴォーカルとして女優のGWYNETH PALTROWがフィーチャーされている。
一方、先週DIGITAL SONGS CHARTで初のNo.1に輝いたGLEEキャストによるKATY PERRYの「TEENAGE DREAM」のカバーに続き、今週は192,000ダウンロードを獲得した「FORGET YOU」のカバーがその座に取って代わり、2週連続での快挙を成し遂げた。
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